「ーーーーあれ?瞳?ここで、何してるの?」
「え」
何が・・・起きているんだ?
俺達は、その光景を見ていた。
「どこにも居ないから、探したよ」
「3日間もどこにいってたの」
「え?どういうこと?え?・・・私、見えるの?」
瞳も戸惑っている。
「当たり前でしょ?」
「瞳さんに、謝らなきゃいけないことがあるの」
「待って待って。他の人は・・・見えない?」
ソイツらは、俺達をみた。
だけど、俺達は見えない感じで、首をかしげている。
どういうことだよ!
なんで、瞳が見えて俺達は見えないんだ!
これも・・・黒闇の呪いなのか?
「え?瞳だけだよ?だから、声かけたんだよ」
「それと、私に謝るって・・・」
「ずっと、居ないような扱いをしててごめん!」
ソイツは、瞳に手を合わせた。
ほんと、申し訳なさそうに。
「ずっと、謝りたかったの」
「一緒に教室戻ろ?」
「あ、うん。だけど、私ここから出られないの」
「え?」
1人の人が手を差し伸べてくれた。
するとーーー
見えない壁からすり抜けた。
俺達は、それをぼーぜんとみているだけ。
瞳の姿が見えなくなった直後みんなは、一斉に言葉を発した。
「今の見た?!」
「見た!」
「あれ、どういうこと?!」
「なんで、瞳は見えるのに私達には見えないの?!おかしいよ!」
「俺もそう思ってる。だが、俺にもわからねぇよ・・・」
「夜の学校に捕らわれた人は、見えないんじゃないの?」
「もう、・・・わからないよ」
あれから、数時間。
瞳が戻ってきた。
俺は嬉しかった。
その瞳の横にはアイツがいた。
〝黒闇岬〟
なんの、ために向こうにいんだよ!
だが、それも一瞬のことだった。
瞳と話終えた黒闇は姿を消した。
そして、瞳はこっち側の世界に戻ってきた。
「ーーー今夜夜の学校を終わりにしよう」と。



