私は自分の部屋で本を読んでいた。
すると、春が部屋にニコニコしながら入ってきたと思ったらまさかの好きな人ができた話だった。
『ーーーお姉ちゃん!私、好きな人できたの』
『え!そうなの?誰?』
『同じクラスの早戸くん!カッコいいんだよ』
『今度、紹介させてよ』
『まだ、付き合ってもいないのに。それに、まだ、早戸くんに告白もしてないのに。
また今度紹介するよ』
それが、あんなことになるなんて・・・思いもしなかった。
それから、何ヵ月ーーー。
私はその日、茶の間でテレビを見ていた。
すると、お母さんが私の近くにくる。
『あれ?瞳』
『どうしたの?』
『ハル、まだ学校から帰ってきていないの?』
『・・・え!早戸くんと遊びに行ってくるね。って、言ってたよ?・・・』
私は、壁にかけてある時計をみた。
時刻は、・・・夜の、8時。
『さすがに・・・遅いよね』
『でしょ?』
『私、ハルに連絡してみるよ』
私は、ハルにラインをした。
ピロン
すぐにラインが送られてきた。
《ーごめん。連絡するの忘れた!今日、早戸くん家に泊まることになった。
だから、心配しないでー》と、返信がきた。
これこそが、この時にハルが早戸くんに監禁されていることに気づけばよかった・・・
『お母さん』
『どうだった?』
『ハル。早戸くん家に泊まるって』
『それなら、よかった』



