「ーーーどこ、探しに行くんですか?瞳先輩」
「ここから、出られないってことは・・・
先から先まで歩いて本当に出られないのか試したいじゃん?」
「あー、なるほどね?」
閉じ込められている場所は、多目的ホール。
この先には図書館に通じている廊下がある。
そこに、行こうかと私は思って歩いている。
「ーーーえ、」
「どうしたの?お姉ちゃん」
「行けた・・・」
「へ?」
「図書館に行けた。ほら、・・・見てーーー」
「本当だ・・・」
「入って見よう」
私は、図書館の扉に手をやった。
するとーーー・・・
図書館の中から黒いモヤがでてきた。
私達を包む、1人の男子を覗いて。
黒いモヤの外から男子の声が聞こえた。
『ーーー・・・おい!なんで、僕だけ入れないんだーーー』と。
男子は、引き返したのか声が聞こえなくなった。
私達は、先へと進むーーー・・・
そこには、女の人がただずんでいた。
春が、叫ぶ。
「あ!あの、女の人」
『久しぶりだな。そっちの世界は楽しかったか?』
「・・・どういうこと?!」
『楽しかった記憶を見せたのさ』
「え」
『このワタシの時間が始まったということは、必ず終わりがくる。
お前は、この時間が終わったら向こうの世界にいけない』
「嘘つき!って、、、言いたかったけど。
わかってた。
だって、おかしいかったから」
「え?春?どういうことか、説明して」
「あのね?あの世界は、女の人が作った世界だったの。だから、瞳お姉ちゃんも楽しかった記憶を見せられていたんだよ」
「そう・・・だったんだ。どうりで・・・変な感じがしたわけだ」
『この世界も、暗闇が作り出したもの。また、夜の時間が始まったらアイツらは暗闇に殺される。永遠のループが繰り返される。
死のループだ。あははははははははははーーー!!!』
女の人は不気味に笑う。



