私は持ってきたお弁当を開く。
そして、食べる。
ミニミートボールを。
これが、また美味しいんだ。
「もしかして・・・また、怖いこと起きたりするのかな?」
「どうだろうな。わかっているのは、暗闇だけだ」
「え?」
「あ、いや。なんでもない」
大喜多くん最近変なんだよなぁ。
私と大喜多くんは、食を進めていく。
大喜多くんも、お弁当だ。
「そのお弁当誰が作ったの?」
「俺の母親」
「そうなんだ」
「瞳は?自分?」
「私もお母さんだよ?」
「そうか」
私達は、食べ終えたお弁当を片付け教室へと戻った。
あの声を聞いた途端不安が胸に染まる。
怖いこと起きなきゃいいんだけど・・・
だが、その思いは届かなかったーーー・・・
大喜多は、心に早戸の声が聞こえてきていた。
『ー暗闇が、歪んでいる!誰か助けて!
女が、・・・ー』
そこで、聞こえなくなった。
(女?女がどうしたんだ)
何が起きようとしていることは、間違いないんだ。
だけど、どうしろと?
大喜多は、そんなことを思いつつも瞳の横を歩いている。
心霊探偵部員の3人は、空き教室でお弁当を食べている最中だったーーー
「なぁ!」
「どうしたの?」
「うっさいなぁー。急に大きな声出さないでよ」
「部員の奴。暗闇で死んだよな?」
「うん。そうだけど」
「それが、・・・どうしたの」
「それが、トイレしていたらよ。俺の前に現れたんだよ!『助けに来い』と言われたんだ」
「え!ほんと?」
「あぁ。暗闇で何が起きているんだ」
「暗闇?」
「アイツが言ってたんだよ。『暗闇が歪んでる』てな」
「え!」
「それ、どういうこと?!暗闇が、歪んでるって」
「わかんねぇよ」
「あ、そうそう。それで、思いだしたんだけど、暗闇に捕らわれた先輩が、同じこと言ってたんだって『暗闇が、どうのこうのー』って」
「暗闇で何が起きてるの?」
疑問を抱きながら、食事を取る。
一方、春はーーー



