私は、授業を受けていた。
「ーーー歴史は、今は書き換えられている」
歴史担当の冷淡(れい)先生が、大きな黒板に白いチョークで文字を書きながらしゃべっている。
クラスのみんなは、寝ている人数人はいる。
「ぐー・・・っが」
いびきをかいている人も・・・
それは、先生に注意されている。
「・・・隣の人。ちょっと、起こしてくれる?」
先生に言われ、嫌々ながら隣の人を起こす。
「おい。起きろ」
隣の人は起きる。
「お?」
起こした生徒は、顎で先生を見るように仕向けた。
寝ていた生徒は、先生を見る。
「寝るのは仕方がないとして、いびきはよくないな」
「あ、すんません」
生徒は、ノートに書いていく。
大喜多くんは、・・・寝てる。
そういうところが、好きなんだけどね。
それは、内緒。
先生は、再び黒板に文字を書いていく。
汚い字を。
その時、私を呼ぶ声が聞こえてきた。
ー・・・瞳・・・ー
私は反応をしてしまった。
そしたら、たまたま先生と目が合ってしまった。
「どうした、薄気味さん」
「え?・・・なんでも、ありません」
「そうかーーー」
あの声は、いったい誰だろう。
授業を終えクラスメイトが、私を囲む。
「どうしたの?珍しい」
「へ?いや・・・たまたま、目が行っちゃったんだよ」
へらへらと私はクラスメイト達に言う。
それを、大喜多くんは見ていた。
何時間目のチャイムが鳴り。
お昼になる。
私はクラスメイトで食べたかったけど、今日は断って大喜多くんと一緒に食べる。
またまた、学校裏でーーー・・・
「ーーーねぇ?大喜多くん」
「あの声のことだろ。気にしてるの」
「え、なんで。わかるの?」
「俺もその声聞いたから。確か女だっけ」
「そうそう!」



