俺の名前は、君名賀早戸。
中学2年だ。
俺はすごく愛していた人がいた。
が・・・
自分の手で殺してしまった。
愛おしくて愛しくて自分の手元に置いときたいがために殺してしまった。
だけど・・・
死ぬとだんだんと腐っていく。
その匂いが強烈で、空き屋に置いてきた。
心臓は、・・・瞳が居るドロヌマ学園の瞳が居る教室の中にある。
その心臓は、夜にならないと現れない。
ハル。
俺が愛したハルの呪いで朝は見えなくなっている。
話によると、ハルの呪いで何人かの生徒が捕らわれているだとか。
俺はこの日を待ちわびていた。
瞳の学校に転校する。
なぜ、ずっと隠れていたのか・・・
ハルの思いに浸っていたかったから。
そこまで、俺はハルのことが大好きだったから。
そして、なぜ。
今動き出したのか・・・
それは、ハルの呪いを解くため。
それと・・・
ハルに殺されてもいいと思ったからだ。
そのためには、ハルの姉。
瞳を劣りにする。
だから、俺は瞳が居る学校に転校することに決めた。
いや、そうさせたのは・・・ハルだーーー
それにしても・・・
俺って、そんなに目立つのか?
女子生徒の目がハートになっている。
はあ・・・これだから、イケメンの男は辛い。



