クラスの皆が黙るが再び歓声が上がった。
「きゃーーーーー♥️」
「だから、そういうのウザいって言ってるだろ!俺は、瞳に用があるんだ」
早戸くんは、私を見る。
クラスの皆は私の方を冷めた目で見た。
「皆、行こー」
クラスの皆は、早戸くん・・・いや、私から離れていった。
私は我慢できなくて大声をだしてしまった。
もう・・・
我慢の限界だったから。
「もう!やめてよ!」
私は、鞄をもって教室を飛び出した。
「瞳!!」
早戸くんの声が後ろから聞こえたけど・・・無視。
「そんな奴のために追いかけるなんて」と、言われた気がするけど私はひたすら走る。
「待てよ!瞳!」
「来ないでよ!!」
気がついたら校門からでていた。
私は、早戸くんに追い付かれた。
「はあ・・・はあ・・・逃げんなよ」
「あんたのせいで!私は、学校に居れなくなったじゃん!」
「それは、謝る。だけど、瞳に話たいことがあって、探してやっと見つけたんだ」
「・・・え?どういうこと?私はあなたに用はない!何が目的?あんたも私をいじめるために転校してきたの?!・・・もう、なにもかも・・・うんざりよ!!(泣き)」
私は、泣く。
それを見ていた早戸くんは、私をハグした。
それを教室からみていた数人のクラスメイト達。
「・・・瞳。前は、明るくてクラスをまとめていたのにね」
「いつだろう?瞳が暗くなったの」
「たぶん・・・妹のことだよ」
「きっと、そうだよね・・・」
「そういえばさあ?」
「瞳の妹を殺した犯人まだ捕まってないんだよね?」
「うん。」
「名前・・・なんだったかな」
「確か・・・君名賀・・・早戸。だっけ?ーーー!もしかして!今、瞳と一緒にいる早戸くん?!」
「そうだとしたら・・・やばくない?」
「いや?まだ、わからないよ?」
「様子見。だね」
「そうだね」
もうひとり、その様子をみていた人がいた。
その名は、大喜多夢中(おおきた ゆめなか)。
「・・・」



