暑い夏、中学生最後の青春を友達と過ごす。
「あーー浴衣暑っつい!もう嫌だーでもお腹すいたぁー!」
「透さっきからそればっかり!わかったからもう言わなくていいよ、、それより私は彼氏が欲しい!!だからこんなに浴衣着てめかしこんで来たの!!」
「いや、青海も人のこと言えないじゃん!彼氏彼氏ばっか!」
「いやいやまじで流石に欲しいでしょもうこの後は受験で勉強ばっかりになるのに!!ってあ!どこ行ったのよ透、、!」
「あっつ!いけど美味しい〜!!あーやっぱ夏は焼きとうもろこし一択だね〜!」
「ってあ、あれ?青海どこいった?」
あれ〜いないな、、
そうえいば、、スマホ青海に預けたままだ!
もーどこいっちゃったのよ〜!
「あ!玲!琴葉!」
上品に浴衣を着ている美男美女。
暗いのに光輝いているようだ。
オマケに背が2人とも高いので文字通り雲の上の存在。これが噂のお似合いすぎカップル。
「ん?あ、透」
「透!やっほ!浴衣可愛いね!」
「んありがとう!てか、青海みなかった?」
「さっきすぐそこに居たよ?」
「本当に?!ありがとう!すぐ行かなくちゃ」
「あっ!」
転ぶ私
美男美女に抱えられる。
まるで天国。
あぁ本当にお似合いなカップル。
「おい、大丈夫か?」
「何してんの〜透は」
「おっとととごめんごめん!」
「透、せっかく可愛いのに髪の毛でてきちゃってるよ。ほら、ちょっとこっち向いて。」
琴葉が耳に髪の毛を掛けてくれる。
これは男女関係なく惚れてしまう、、
いやいや、彼氏持ちだからね。
「透。口になんかついてるぞ。子供か?」
玲が口元を拭ってくれる。
このシチュエーション、これ琴葉と玲ファンクラブ隊に怒られそー、、
「2人ともありがとね笑ごめん、私青海探しに行くね!あとは2人きりで楽しんで!」
「お、おう、」
「はーい、、!」
あー私だけなんかいい思いしちゃったわ
こりゃ雨でも降るかな、、?
「あ!青海居た!!」

