譲れない秘密の溺愛

美波と出会ったのは動物園だった。
当時俺は動物園が好きで一人でよく通っていた。


フラミンゴを見に行った時だった。
いつも一人で来ている子だった。


君の笑顔が俺はいつの間にか気になっていた。


「君、フラミンゴ好きなの?」


「え!?そうですけど…」
彼女はおどおどしながら応じてくれた。



顔を見ると美しい人だった。



なんでこんな美人が一人でいつも来てるんだ?
って俺も一人だけど。


それから毎回会うたびに話をするようになった。