姫君の憂鬱―悪の姫と3人の王子共―





それからは学校に予備校に、家にいる間や移動の僅かな時間も受験勉強に明け暮れた。
季節はいつのまにか秋になっていて、そしてまた気付けば更に季節が進んでいく。

そうしてがむしゃらに突き進み、私も近江涼介も広瀬真も榛名聖も着実に望んだ未来に近づいていく。




――そうやって私達は、高校生活最後の日を迎えた。