「あー、この感じ落ち着くなぁ。
撮影とかどこ行っても大人ばっかりだからさぁ、結構寂しくなっちゃうよねぇ。」
「寂しいの!?本当!?」
突然前のめりで発言した私に榛名聖はきょとんとして、広瀬真は怪訝な顔をする。
「お前……そんなに食い付く話じゃないだろ……。」
近江涼介は私が「寂しい」と言って泣いたことを知っているから何も言わず黙ったまま。
榛名聖は何かを察したのかニコニコして答えた。
「そりゃ寂しいよ〜。こんな風に自由に振る舞えるわけでもないし。
結構みんな元気かなって思い出したりしてたよ〜?」
そ、そうなんだ……!!
雷が落ちるレベルの衝撃、そしてそれが私にとっては嬉しいことでもあった。
そっか、平気そうに見えるだけでみんなも寂しいって思ってたんだ……!



