「ご、ごめんなさい!
班の女の子達が実は少し、姫ちゃんに苦手意識を持っていまして……!
あっ!
それは姫ちゃんが嫌われてるとか、そういうことではなくてですね……!!」
突然栗谷天音がテーブルに頭を打ちつける勢いで頭を下げたと思ったら、怒涛の言い訳をし始めた。
予想外の反応に思わずぽかんとしてしまって、あわあわと手を動かして申し訳なさそうにしている彼女を眺めている。
(何……、えっ何なの?
気遣いウザいって言ったのにまだバレッバレの下手くそな嘘ついてくるし……。
ってかそこは私の本性見て逆ギレするか逃げ出すとこでしょ?何で謝ってるの?)
目をぱちくりしながら開いた口が塞がらない私の様子にも気付かず、栗谷天音は矢継ぎ早に喋り続ける。
「姫ちゃんと仲良くしたからと言って友達無くすとかそんなことはあり得ません!
喧嘩の話でも思ったのですが、姫ちゃんは友達のために怒れる優しくて友達思いのいい人です!
私はそう思いました!」
「!!」
心臓がバクンと殴られたみたいな衝撃を受けて、そこから痛いくらい鼓動が強くなる。
身体中に一気に血液が巡る感覚がして、顔がカァッと熱くなって頭が真っ白。
どうしたらいいかわからなくなった。



