「っ、俺はいい!興味ない!」
照れたように目を泳がせ少し頬を赤らめて、広瀬真が勢いよくそっぽを向く。
そうすると榛名聖はつまらなそうに唇を尖らせた。
「え〜?つまんないなぁ。じゃあ涼ちゃんはどう〜?」
「俺は知ってるからいい。」
間髪入れずにしれっとそんなことを言う。
まあそれもそうか。さっきあんだけ接近したんだもん。
「ええ〜!なんか意味深!
どうするまーくん、涼ちゃんもムッツリ仲間かも。」
「違う。」
「俺も涼介もムッツリじゃねぇ!」
珍しく声が重なった。
私が気持ちよく微睡んでいる中、私の髪は綺麗に纏められて榛名聖だけが楽しそうにけらけらと笑っていた。



