「バカが露呈したな。顔赤くなってんぞ、姫?」 「うるさいうるさい! こんな間違い大したことないから!」 「どうだろうなァ? こんなんが青藍高生だなんてビックリー。」 「ムキィイ!」 私の額を押して広瀬真が、近江涼介を連れ立って颯爽と前を歩いていく。 俯く顰めっ面はほんのり赤い。 冷たい風を切ってその熱を冷ましていたとは、勝ち誇った様に見える後ろ姿からはわからなかった。