姫君の憂鬱―悪の姫と3人の王子共―


正直に言うか否か迷ったのだろう。
ものすごい間を開けてボソリとそう言った。


この時真の頭には、

「漫画〜!?さっすが単純バカ〜⭐︎」

――と鬼の首を取ったように、大笑いしてバカにする姫の様子が浮かんでいた。

「うるせぇブス」と応戦する準備までしていたのに、姫はきょとんとしたままだ。

「あー、漫画!
わかる、私も少女漫画参考にしたことある。」

真顔で共感する予想外の反応に、今度は真がぽかんとする。