昼休みは近江涼介と広瀬真がチャイムが鳴るまでに帰ってこなくて、結局何も話せなかった。 ジュース買いに行くだけなのにどこで油売ってたんだか。 放課後も近江涼介は気づいたらいなくなってるし。 仕方なくダラダラと1人帰り道を歩いている。 大通りからひとつ道に入ったところで、図書館の古い外観が目に入った。 ――そういえばここは奴の行きつけだったっけ。 なんとなく足がそっちへ向く。 いるかいないかわからない。 けれど、何故かいる気がしたから。