「イケメンすぎるってのも大変だね……。」
5人目の患者が出た辺りで、美咲は引き攣った笑顔で涼介に向かってそう言った。
当の本人は何度騒がれても倒れられても少しも動じず、量産機のように淡々とかき氷にシロップをかけ続けている。
――慣れているのか……
そう悟った。
「ところでさ、姫ちゃんと涼介くんって付き合ってるのかと思ったら違うんだね。
今日、他にも男の子連れてきてびっくりしちゃった!」
美咲は明るく笑う。
その顔は少しホッとしている。
「初詣で会った時、邪魔しちゃったかなって思ってたからよかったー。
2人とも怒ってる様に見えたから。」
(確かに姫は不機嫌ではあったけど。)
涼介は思うが、理由は違うし、わざわざ言うことでもないかと目を逸らす。
「俺達ただの友達なんで。」
「ふぅん?そっか。
いやぁでも姫ちゃんって面白いよね!大人しそうな見た目して電話口で駄々捏ねてたり勝負に熱くなったり。
とっつきやすいかと思って話しかけると野良猫みたいに警戒してツンケンしてさー。」
あっはっはと大口開けて美咲は豪快に笑う。
5人目の患者が出た辺りで、美咲は引き攣った笑顔で涼介に向かってそう言った。
当の本人は何度騒がれても倒れられても少しも動じず、量産機のように淡々とかき氷にシロップをかけ続けている。
――慣れているのか……
そう悟った。
「ところでさ、姫ちゃんと涼介くんって付き合ってるのかと思ったら違うんだね。
今日、他にも男の子連れてきてびっくりしちゃった!」
美咲は明るく笑う。
その顔は少しホッとしている。
「初詣で会った時、邪魔しちゃったかなって思ってたからよかったー。
2人とも怒ってる様に見えたから。」
(確かに姫は不機嫌ではあったけど。)
涼介は思うが、理由は違うし、わざわざ言うことでもないかと目を逸らす。
「俺達ただの友達なんで。」
「ふぅん?そっか。
いやぁでも姫ちゃんって面白いよね!大人しそうな見た目して電話口で駄々捏ねてたり勝負に熱くなったり。
とっつきやすいかと思って話しかけると野良猫みたいに警戒してツンケンしてさー。」
あっはっはと大口開けて美咲は豪快に笑う。



