*** 「さっ!気を取り直して行くわよ!」 マンションを出て私は張り切ってあさっての方を指さした。 ちなみに傑兄ちゃんは協力した割に最後の最後で「やっぱ許せん」とかうるさかったから、強制的に彼の鼻先で玄関のドアを閉めてシャットアウトした。 「…なにするの?」 もう抵抗する気力も無くなった榛名聖が肩を落とす。 一方、力が漲っている私はニヤリと得意げに笑う。 「難しいことはなし! とにかくたくさん遊ぶ!」