姫君の憂鬱―悪の姫と3人の王子共―


季節はあっという間に冬。

旧校舎で喋って飲んで(紅茶)、毎日変わらぬ日々を過ごしていたら知らぬ間に寒くなっていた。

街には浮かれたクリスマスソングが響き渡り、学校内でもやれクリスマスだ、冬休みだ、年末年始だと浮かれポンチ達がはしゃいでいる。


浮かれ行事が大嫌いな私だけど、そんな馬鹿らしい雰囲気も今はちょっと許してやろうって気持ちになっている。


鼻歌うたって廊下をスキップまでしちゃう。

体が浮かぶリズムに合わせて整髪剤の甘い香りをバラまいて、ジャガイモたちが振り返るのに愛想よく手まで振ってあげる。


次の休みは買い物に出かけよう。新しい服を買おう。


なぜ私がこんなに上機嫌かって?

冬休みの予定をゲットしたから!