ワタシは、しょういんしつをあとにして、きょうしつにもどってきた。
きょうしつの中。
「みらきゅー、どうだったの?先生との話は」
「それがね?上級者向けのテストをやってみないかって言われてーがんばろうと思ったとこなの。ショートホームルームが終わったらしょくいんしつに行こうと思うの」
「みらきゅが、がんばるなら私おうえんするよ!」
「ありがとうー!」
キーンコーンカーンコーン・・・
ショートホームルームが、はじまる時間。
前のドアから、先生が入ってきた。
「はーい!みんな、自分の席についてー」
先生の号令で、みんな自分の席についた。
数分で話は終わる。
先生が、ショートホームルームを終えきょうしつから出ようとした時、ワタシは先生を呼び止めた。
「先生!」
「みらきゅ。決まったの?」
ワタシは、「うん!」とうなずいた。
「OKでると思ったよ!早速だけど、今からとあるところに案内するから荷物持って先生のとこにきて?」
ワタシは、自分の荷物を持って再び先生元に行く。
「行きましょう」
ワタシと先生は、きょうしつをあとにしてしょくいんしつに行き自分のキーをもって外にでた。
「先生、今からどこにいくんですか?」
「上級者向けのテストをする学校に行くんだよ」
「え?!」
「楽しみでしょー」
「はい!」
「やるからには、がんばって!先生もおうえんしてるから。さぁ、車に乗って?」
「先生は、ほうき乗らないんですか?」
「先生、そういうまほうつかえないの」
「そー・・・なんですか」
「出発するわよ。数分のところにあるから」
先生は、車を走らせた。
本当に数分の場所に学校は、あった。
「ーーーここよ」
「でかーい・・・」
「ここで、今日から3日間みっちりじゅぎょうをしてそこからテストだから、あんまりきんちょうしなくていいわよ。リラックスしながらできると思うから」
ワタシと先生は、大きな学校の中に入っていった。
しょくいんしつ。
コンコン
校長室。
「どうぞー」
「失礼致します」
「あ、先生ー!待ってましたよ!その子が・・・例の」
「はい!そうです。今日から宜しくお願いします。私はこれで失礼します」
先生は、ワタシの顔を見て「がんばっ!」のポーズを取った。
ワタシは力強くうなずいた。
先生は、校長室をあとにしてその場に残っているのはワタシとその校長先生。
「はじめまして、みらきゅ。我が高へ。みらきゅは、上級者に選ばれた唯一の魔法使い。しょうらい、この子と結婚してもらいます。入ってきたまえ」
ガチャ
そこにいたのは、イケメンの男の子だった。
「我輩の息子だ。千盟(せんめい)、ごあいさつ」
その男のこは「よろしく」と、だけ言葉を交わし再び黙る。
なんなのよ!コイツ。



