AI生成でママにされた私は、シングルの年下クズ男子に再構築されています。

「ちゃんとゴムするよ? 俺そういうところはきちっとしてるから」

 きちっとしてる、が聞いて呆れる。

 直接顔を合わせるのは四度目だが、ほぼ顔見知りも同然の赤の他人なのだ。親密でもない相手にする会話とは思えない。倫理観が絶望的にバグっている。

「いや、ですね。普通に……。あり得ない」

 あり得ないし、気持ち悪い……。

「いやか〜、残念だな。普通〜に気持ちいいのになぁ、セックス」
「……っ」

 まただ、また言った……!

 言葉のチョイスからして最低最悪だし。
こいつと話すのに時給が発生してもおかしくないとすら思ってしまう。

「あの、さっきからずっと思ってたんですけど」
「なに?」
「私、何度も何度も、セクハラ受けてません?」
「えー? そう? そんなに不快? 真面目なんだね、四ノ宮さん」

 キモい……。正直、今まで周りにいなかったタイプのクズだ。クズ男子! クズパパ!

「あの。そもそもの疑問なんですけど……」
「なに?」
「四六時中やりたい盛りのあなたが、どうして父親になろうと思ったんですか?」
「どうして……?」
「確かに、実父かもしれませんが……正真正銘のクズでいらっしゃるし。嫌だと思わなかったんですか? その……、自由度もなくなるわけだし」
「……すげ、ちょいちょいディスってくるの、ウケる」
「いや、ウケないで」