AI生成でママにされた私は、シングルの年下クズ男子に再構築されています。

「今までやってきた子、みんな満足させてるから」
「いえ、え、遠慮しときます」
「そ? けっこう身持ち堅い系? 乱れたりとかしなさそうだもんね」
「……」
「へぇ〜」

 そっかぁ、と続けながら久々津が再びソファに座る。斜向かいから宝瑠を見つめ、にやにやしている。舐めるような視線を感じて、宝瑠はふいと顔をそむけた。

「よがってる顔とか、逆に見てみたいなって思っちゃう」
「あの……黙ってもらってもいいですか?」
「えー、なに、不快?」

 即座に頷く。小刻みに何度も。

 不快に決まっている。まさにドン引き状態だ。

「いやぁ、でもさあ……」
「なんですか?」
「正直、欲求が解消されてないっていうか?」
「はい?」
「この間、途中で邪魔されたし……それからすぐにゴールデンウィークでしょ、日葵がいるから正直ヤるひまもなかったし」
「……あの、言ってる意味が……よく?」

 うーん、と目線を宙に上げ、久々津が続ける。

「思い出してよ、連休に入る前の日のこと」
「連休に入る……前日?」

 宝瑠は眉をひそめ、自身の記憶を探った。

 ……あれは、そう。

 確か日葵が学校を抜け出して、直接宝瑠の会社に押しかけた日のことだ。

「電話してきたよね、四ノ宮さん。三度も俺に」
「……はい」

 ひまちゃんのことがあったし。保護者に連絡をするのが、世間一般の常識だから。