久々津に休日スタイルを見られていた、その事実を今さらになって突きつけられ、羞恥心でいっぱいになった。自然と下を向き、彼から視線を逸らしてしまう。
「けっこうイイよね、女のすっぴんって。隙があってさ」
「は……?」
宝瑠はぎこちなく表情を固め、少しだけ彼を視界に入れる。
久々津はふわりと微笑んでいた。
なにその顔。心の中で突っ込んでしまう。
「そういえば。四ノ宮さんって……わりとスタイルもいいよね」
「……は?」
さっきまでの真剣モードの話し合いとは打って変わって、口調も優しげだ。
なにこいつ。
喉元までその言葉が出かかった。
久々津はそこで立ち上がり、テーブルに置いたマグカップをふたりぶん、シンクに下げた。一度リビングから離れ、奥の部屋を見に行く。そしてすぐに戻ってきた。
「日葵もちゃんと寝てるし。今から俺とする?」
「……な、なにを、ですか?」
あははっ、と久々津が爽やかに笑う。
「なにってセックス、決まってんじゃん」
直接すぎる単語に、思わず自分の耳を疑った。心臓が止まりそうになった。どこまで本気で、どこまでが冗談なのか。
「しません」とだけ答える。まるでロボットのような冷静すぎる言い方で。
「そう? 自分で言うのもなんだけど、俺けっこう上手いよ?」
「……へ?」
「けっこうイイよね、女のすっぴんって。隙があってさ」
「は……?」
宝瑠はぎこちなく表情を固め、少しだけ彼を視界に入れる。
久々津はふわりと微笑んでいた。
なにその顔。心の中で突っ込んでしまう。
「そういえば。四ノ宮さんって……わりとスタイルもいいよね」
「……は?」
さっきまでの真剣モードの話し合いとは打って変わって、口調も優しげだ。
なにこいつ。
喉元までその言葉が出かかった。
久々津はそこで立ち上がり、テーブルに置いたマグカップをふたりぶん、シンクに下げた。一度リビングから離れ、奥の部屋を見に行く。そしてすぐに戻ってきた。
「日葵もちゃんと寝てるし。今から俺とする?」
「……な、なにを、ですか?」
あははっ、と久々津が爽やかに笑う。
「なにってセックス、決まってんじゃん」
直接すぎる単語に、思わず自分の耳を疑った。心臓が止まりそうになった。どこまで本気で、どこまでが冗談なのか。
「しません」とだけ答える。まるでロボットのような冷静すぎる言い方で。
「そう? 自分で言うのもなんだけど、俺けっこう上手いよ?」
「……へ?」



