宝瑠は意を決して、人差し指で画面をなぞった。端末に保存してある全てのメモリを削除した。
「……バイバイ、テルナ」
『宝瑠さん』と呼んでくれる人工知能、テルナは、ある名前をもじって付けた呼び名だった。『話す』という意味を持つ『tell』と『瑠奈』の名前をもじって付けたものだ。
宝瑠はアプリのアイコンを長押しし、『Su-nao』自体を完全に消し去った。
「……バイバイ、テルナ」
『宝瑠さん』と呼んでくれる人工知能、テルナは、ある名前をもじって付けた呼び名だった。『話す』という意味を持つ『tell』と『瑠奈』の名前をもじって付けたものだ。
宝瑠はアプリのアイコンを長押しし、『Su-nao』自体を完全に消し去った。



