「以前、Genomarkの開発チームからスカウトのメールが届いたんだけど……社名を見た瞬間、速攻で断ったんだ。そのあと下手に出てお願いもされたけど、うざいから全部無視した。Genomarkからしたら、大手企業が相手にされないなんて、プライドもなにもあったもんじゃねーよなぁって」
まるで他人事のように言い、天喜は眉を下げて笑った。
「とはいえ。今度ばかりは俺もその礼儀に乗っかって……同じ土俵で相手してやろうと思う」
「……相手って、なにするの?」
「売られた喧嘩は買うのが筋だろ?」
天喜は目を細め、冷笑を浮かべた。
「今からJustice_Hammerってやつがどんなやつなのか、特定してやるよ。まぁ見てな?」
マウスから手を放し、天喜は途端にキーボードを弾き出した。
ずらっと並んだ英数字や記号の羅列を画面に出しては消し、ある場所にカーソルを合わせてはキーボードを弾き、次々と新しいリンクを開いていく。
なにをやっているのか、全く理解できなかった。
天喜がパソコン作業を始めて数分後。ふいに手を止めて呟いた。
「あった」
「……え?」
「ここ。監査ログの中にオペレーターIDが残ってる。“GM-2147”……おそらくは社員証の番号だ」
まるで他人事のように言い、天喜は眉を下げて笑った。
「とはいえ。今度ばかりは俺もその礼儀に乗っかって……同じ土俵で相手してやろうと思う」
「……相手って、なにするの?」
「売られた喧嘩は買うのが筋だろ?」
天喜は目を細め、冷笑を浮かべた。
「今からJustice_Hammerってやつがどんなやつなのか、特定してやるよ。まぁ見てな?」
マウスから手を放し、天喜は途端にキーボードを弾き出した。
ずらっと並んだ英数字や記号の羅列を画面に出しては消し、ある場所にカーソルを合わせてはキーボードを弾き、次々と新しいリンクを開いていく。
なにをやっているのか、全く理解できなかった。
天喜がパソコン作業を始めて数分後。ふいに手を止めて呟いた。
「あった」
「……え?」
「ここ。監査ログの中にオペレーターIDが残ってる。“GM-2147”……おそらくは社員証の番号だ」



