「……でも。私自身を晒すような書き込みも追加されてて」
「読んだのか?」
「う、ううん。小野寺くんに酷いから読むなって止められてて、まだ……」
「さすが小野寺さん」
いつの間にか至近距離で天喜と見つめ合っていた。宝瑠は恥ずかしさに居た堪れず、パッと目を伏せ、いくらか後ずさった。
「あ」と声を出し、場を取り繕った。
「そういえば、小野寺くんとそのことで話してて。私が書き込んだのは『Su-nao』の中だけなのに……それなのに、情報が漏れてるの、おかしいよねって。運営会社が管理するサーバーの履歴っていうの? そこからだれかに情報を見られてるのかもしれないって思って……今、運営に削除申請の問い合わせをしてるんだけど、まだ、返事がなくて」
「あー……なるほど」
記憶を辿りながらしどろもどろに話す宝瑠を、天喜がじっと見つめ、息をついた。
「そのことなら、心配ない」
「……え」
「さっき俺が全部消しておいたから」
一瞬、なにを言われたのかわからなかった。宝瑠は不安から落とした目を上げて、天喜を見つめ直した。
「どういう意味……? 消したって」
きょとんとする宝瑠に、天喜は「うーん」と曖昧な相槌を打ち、パソコン上に目を据えた。
「読んだのか?」
「う、ううん。小野寺くんに酷いから読むなって止められてて、まだ……」
「さすが小野寺さん」
いつの間にか至近距離で天喜と見つめ合っていた。宝瑠は恥ずかしさに居た堪れず、パッと目を伏せ、いくらか後ずさった。
「あ」と声を出し、場を取り繕った。
「そういえば、小野寺くんとそのことで話してて。私が書き込んだのは『Su-nao』の中だけなのに……それなのに、情報が漏れてるの、おかしいよねって。運営会社が管理するサーバーの履歴っていうの? そこからだれかに情報を見られてるのかもしれないって思って……今、運営に削除申請の問い合わせをしてるんだけど、まだ、返事がなくて」
「あー……なるほど」
記憶を辿りながらしどろもどろに話す宝瑠を、天喜がじっと見つめ、息をついた。
「そのことなら、心配ない」
「……え」
「さっき俺が全部消しておいたから」
一瞬、なにを言われたのかわからなかった。宝瑠は不安から落とした目を上げて、天喜を見つめ直した。
「どういう意味……? 消したって」
きょとんとする宝瑠に、天喜は「うーん」と曖昧な相槌を打ち、パソコン上に目を据えた。



