「だれかが面白がってやってるとしか……」
「問題のスクショ、アプリ内のチャットログなのに? どうやってこれを入手したのか、不思議に思わなかった?」
「それは、まぁ。思ったわよ、なんで? って。まさか私のスマホデータがハッキングされてるわけじゃ、あるまいし……」
そう言った途端、宝瑠は思わず身震いした。自分のスマホは今鞄の中にある。見ず知らずのだれかが遠距離でスマホデータに侵入して、今も干渉されているとしたら……?
極度の不安から、宝瑠の表情がみるみるうちに生気を失っていく。
「それはない、断言できる」
天喜の力強い言葉が、宝瑠の萎縮した心をふっと解きほぐした。
「だいいち、スマホからデータを抜き取られるとしたら、まずはクレカ情報からだろ。わざわざ個人情報をSNSに書き込んで炎上させるとか。まどろっこしくてやってらんないって」
「……あ、そうよね?」
スマホに侵入されたわけじゃないと知り、宝瑠は大袈裟に安堵した。
「宝のスマホになにかされたとか。これはそういう問題じゃない。問題なのはこいつ。このJustice_Hammerってやつが、だれかを陥れるために宝のチャットログを悪用したんだと思う」
え、と喉元で声が固まった。天喜の言わんとしていることが全くわからず、宝瑠は困惑した。
「問題のスクショ、アプリ内のチャットログなのに? どうやってこれを入手したのか、不思議に思わなかった?」
「それは、まぁ。思ったわよ、なんで? って。まさか私のスマホデータがハッキングされてるわけじゃ、あるまいし……」
そう言った途端、宝瑠は思わず身震いした。自分のスマホは今鞄の中にある。見ず知らずのだれかが遠距離でスマホデータに侵入して、今も干渉されているとしたら……?
極度の不安から、宝瑠の表情がみるみるうちに生気を失っていく。
「それはない、断言できる」
天喜の力強い言葉が、宝瑠の萎縮した心をふっと解きほぐした。
「だいいち、スマホからデータを抜き取られるとしたら、まずはクレカ情報からだろ。わざわざ個人情報をSNSに書き込んで炎上させるとか。まどろっこしくてやってらんないって」
「……あ、そうよね?」
スマホに侵入されたわけじゃないと知り、宝瑠は大袈裟に安堵した。
「宝のスマホになにかされたとか。これはそういう問題じゃない。問題なのはこいつ。このJustice_Hammerってやつが、だれかを陥れるために宝のチャットログを悪用したんだと思う」
え、と喉元で声が固まった。天喜の言わんとしていることが全くわからず、宝瑠は困惑した。



