AI生成でママにされた私は、シングルの年下クズ男子に再構築されています。

 宝瑠はビクッと肩を震わせ、「ごめっ」と反射的に謝った。声は涙混じりになり、すぐさま表情にも表れる。今にも泣きそうな宝瑠を見て、天喜がヘラッと顔を崩して笑った。

「うそうそ、冗談だって! 別に宝を責めてないし、気にしてない」
「……へ?」

 宝瑠は間抜けすぎる声を出した。その拍子に涙も引っ込んだ。

「まぁ、気にしてないって言ったら嘘になるか。とにかく、日葵には影響なさそうだし。今日一日で決着(ケリ)をつけたら、あとはどうとでもなるっしょ?」

 ゲーミングチェアに座ったまま手招きされるので、宝瑠はおずおずと天喜に近づいた。荷物を置いてすぐに来たので、まだパンツスーツを着たままだった。

「今日一日で……なんとかなる問題じゃないでしょ?」

 天喜の軽すぎる口調が気になり、思わずそう尋ねていた。

 宝瑠は胸の前でぎゅっと手を握りしめた。彼女のそんな仕草を見つめ、天喜は目を瞬いた。

「さっきから思ってたけど、なんでそんな怯えてんの?」
「え」
「まさかとは思うけど。俺のこと怖がってる? 俺に怒られるとでも思ってた?」

 ふいに図星を突かれ、宝瑠は目を泳がせた。小さく顎を引き、視線は天喜の手元を見ていた。彼はマウスに触れていた手を放し、キーボードのそばに置いたPCメガネを取った。

「だって、私が天喜のことを……勝手に書いたから」