AI生成でママにされた私は、シングルの年下クズ男子に再構築されています。

 天喜からは、なんの連絡もない。電話もなければ、ラインの一通さえも届かない。

 アプリ上に、とはいえ。勝手なことを吐き出した自分に怒っているのかもしれない。

  TALK-N(トークン)に流れたあのスパークを見て、あり得ないって。そんな奴だとは思わなかった、最低だって……軽蔑してるかもしれない。

 天喜のことを考えると、怖くて、不安で。途端に涙が溢れ出てくる。

 宝瑠は手の甲できゅっと目尻を拭い、顔を上げた。信号が青に変わり、人の流れに沿って歩き出す。

 途中、流れから外れて歩道の端で立ち止まった。スマホを見つめ、天喜にラインを打った。

【ごめん…今から帰るね】

 送信して再び歩き出すけれど、ラインの返事は届かなかった。いつもの天喜なら即レスが常なのに。

 やはり怒っているのかもしれない。彼の反応が気になって仕方なく、宝瑠は何度もトーク画面を確認した。既読にすらなっていなかった。

 メッセージすら開いていない。

 おそらくは、ポップアップ通知だけを読んで放置しているのだろう。

 宝瑠の目に、また涙が浮かんだ。キリキリと胃が痛くなり、ストレスと恐怖でどうにかなりそうだった。それでも、真っ直ぐに自宅へ向かった。

「……ただいま」

 鍵を使って玄関に入ると、すぐそばの扉が音を立てて開いた。