AI生成でママにされた私は、シングルの年下クズ男子に再構築されています。

「……そうねぇ。連れて行ったことは一度もないわ。それどころか……運動会を見に行ったこともないし。晩御飯を一人で食べさせるのは日常茶飯事だし。お弁当だって作った記憶、ほとんどない。あんなにほったらかしで、よくまともに育ってくれたなって思うぐらい」

 妙子の声が、いくらか湿って聞こえた。言い方からして、そこに自責の念があるのだと思った。

「だからね。じゅえちゃんに……“子育てを放棄してたくせに、干渉と小言ばかりでうるさい”って……。今になって疎まれてるのがよくわかるの」
「実際に言われたことが……?」
「ううん、ないわよ。あの子はいつも本音を言わない子だから。私が散々我慢を強いてきたからねぇ……だから時々電話をかけても鬱陶しそうに出るのよ」
「……ああ、なるほど」

 そこで彼の声に笑みが滲んだ。ふっと顔を崩して笑っているのだろう。

「それは、じゃあ、アレですね。遅れてやってきた反抗期」
「……反抗期! やだ、久々津さんってば上手いこと言うわね?」

 ふふっ、と声を上げ、妙子も笑っている。

 反抗期……? だれが? 私が?

 あり得ないんだけど……。

 宝瑠はわずかに呆れ、小さな嘆息を漏らした。

「宝瑠さん。本心ではちゃんと、お母さんに感謝してると思いますよ?」
「……え」