AI生成でママにされた私は、シングルの年下クズ男子に再構築されています。

 天喜に名前をさん付けで呼ばれることも含め、気恥ずかしくてたまらない。宝瑠は俯きがちに頬を赤らめた。

「ありがとうございます」と礼を言い、妙子は嬉しそうだった。

「じゅえちゃん、ほんとにいい人に出会えたのねぇ。ゴールデンウィークに電話したときは、そんな素振り、全く感じなかったのに」
「あっ、あのときは。まだ天喜とも、仕事上の知り合い……みたいな感じだったから」
「あら、そうなの? じゃあまだ三ヶ月足らず?」

 驚きから目を見張る妙子を見て、天喜は「ええ」と頷いた。

「実は宝瑠さん。僕の理想の女性なんですよ。外見から中身から、惹かれるところばかりで。交際を申し込んだのも僕の方からなんです」
「あらまぁっ、そんなに……?」

 妙子は驚きつつも、小さく頭を下げた。恐縮の思いから「ありがとうございます」と再び礼を口にした。

 もう、天喜ってば、いくらなんでも褒め過ぎ!逆に嘘っぽいんだけど……。

 宝瑠は横目で天喜を見つめ、わずかに眉を寄せた。照れから頬を赤くする宝瑠を見て、天喜が一瞬、ニヤリと笑う。揶揄われていると感じた。

 この男……本当に油断ならないな。

 当惑する気持ちから母に目を向けると、妙子は安堵の笑みを浮かべていた。