AI生成でママにされた私は、シングルの年下クズ男子に再構築されています。

 プールで散々遊びつくしたあと、更衣室で着替えを済ませた。日差しはまだ強かったが、風が吹き、少し涼しくなってきていた。夏の午後をまだ楽しもうと、次は遊園地ゾーンへ向かった。

 遊園地ならではの有料アトラクションのほか、無料で楽しめるアスレチックや遊具もあちこちにあって、好奇心旺盛な日葵は、はしゃぎ声を上げて飛び跳ねた。観覧車もメリーゴーラウンドも、見つけるたびに目を輝かせて乗りたがった。

 子供のパワフルさってすごい。計り知れないな。宝瑠は日葵と同じペースで遊ぶ天喜を見つめ、この人も大概だけど、と苦笑をもらした。

 真夏の陽光が傾き始めたころ、三人はテーマパークを後にし、駐車場へ戻った。

 全力で遊んでいた日葵は、後部座席で横になると、まるで電池が切れたみたいに、静かな寝息を立て始めた。

 運転席に座る天喜となんとなく目が合い、くすっと笑みが交わる。

「子供ってかわいいね」

 ぽつりと漏らした言葉を、彼はふっと笑って拾ってくれる。

「そうだな」

 サングラスをかけた天喜の横顔をちらっと見つめ、ドキドキと胸が高鳴るのを感じた。日葵の前でしか見せない柔和な笑みを、今では自分の前でも見せてくれるようになった、そんな些細なことがものすごく嬉しい。