「じゅえちゃん、優しいから。私のこと“可哀想”って……たぶん思ってたと思う。私に同情して、それこそ“うちに来なよ”って、誘ってくれて。ご飯とか食べさせてくれてたと思う」
「……瑠奈」
そこで瑠奈が大袈裟にため息を吐き出した。ハァ、と。長い長い息を憂鬱と共に。
「私さ……嫌なんだよね。“可哀想”って言われるの。酷すぎるって、相手をけなす言葉なら受け入れられるのに、“可哀想”は無理。私、そんなに惨めじゃないしって……そう思っちゃうから」
「……なんで」
無意識にこぼれた言葉が震える。宝瑠は目の前の彼女を見つめながら、目頭が熱くなるのを感じた。
「なんで、決めつけるの……? 私、瑠奈を傷つけることなんか」
「ごめんね。でも、これが私の本音だから。じゅえちゃんは私に同情して怒ってたと思うんだ。なんで瑠奈がそんな目にって……なんとかしてあげたいって。じゅえちゃんは優しいし、年上で面倒見もいいから」
「……なんとかしたいって。そう思うことが瑠奈を傷つけたかもしれないってこと?」
「だって……もうその時点で対等じゃなくなっちゃう。私はずっと友達でいてほしかったから。対等じゃなくなるのが嫌だったの」
瑠奈の言っていることは理解できる。けど、好きな友達を助けたいと思うことの、なにがそんなにいけないのだろう。
「……瑠奈」
そこで瑠奈が大袈裟にため息を吐き出した。ハァ、と。長い長い息を憂鬱と共に。
「私さ……嫌なんだよね。“可哀想”って言われるの。酷すぎるって、相手をけなす言葉なら受け入れられるのに、“可哀想”は無理。私、そんなに惨めじゃないしって……そう思っちゃうから」
「……なんで」
無意識にこぼれた言葉が震える。宝瑠は目の前の彼女を見つめながら、目頭が熱くなるのを感じた。
「なんで、決めつけるの……? 私、瑠奈を傷つけることなんか」
「ごめんね。でも、これが私の本音だから。じゅえちゃんは私に同情して怒ってたと思うんだ。なんで瑠奈がそんな目にって……なんとかしてあげたいって。じゅえちゃんは優しいし、年上で面倒見もいいから」
「……なんとかしたいって。そう思うことが瑠奈を傷つけたかもしれないってこと?」
「だって……もうその時点で対等じゃなくなっちゃう。私はずっと友達でいてほしかったから。対等じゃなくなるのが嫌だったの」
瑠奈の言っていることは理解できる。けど、好きな友達を助けたいと思うことの、なにがそんなにいけないのだろう。



