天喜はシートベルトを外し、そっと距離を詰めた。彼女がハッと息を飲み、目を見張る。助手席のシートベルトを外して、A子の了承も得ずにキスを繰り返した。「んっ」と彼女が苦しそうにうめいた。
脇にあるレバーに手を伸ばし、助手席のシートを倒して覆い被さる。A子は「ちょっと待って」と心細そうに呟いた。
「まだ私……心の準備がっ」
恥ずかしそうに身をよじる彼女を見て、天喜は「大丈夫だから」と耳元で囁いた。
「俺に任せて」
天喜はA子の首筋にキスをし、細い体をまさぐった。緊張からガチガチに固まる彼女を見て、ふと察知する。
「……もしかしてA子、処女?」
彼女は真っ赤な顔で唇を結び、小さく顎を引いた。
「実は……キスも初めて。彼氏なんて、いたことないから」
わずかに唇を震わせて、A子はおずおずと天喜を見上げた。
天喜は静かに顔をしかめた。ハァ、と重いため息を吐き出し、「ごめん」と口にする。
「ヤろうと思ったけど。やっぱやめとく」
低い声で言い、サッと身を引いた。A子が「えっ」と声を上擦らせた。「なんで?」といくらか泣きそうな声を出した。
「なんでって……初めては痛いだろうから」
「それでもいいよっ、私は……アキくんにもらってほしい」
天喜はA子をちらっと見て、眉を下げた。
「俺さ……嫌なんだよね」
「え……?」
脇にあるレバーに手を伸ばし、助手席のシートを倒して覆い被さる。A子は「ちょっと待って」と心細そうに呟いた。
「まだ私……心の準備がっ」
恥ずかしそうに身をよじる彼女を見て、天喜は「大丈夫だから」と耳元で囁いた。
「俺に任せて」
天喜はA子の首筋にキスをし、細い体をまさぐった。緊張からガチガチに固まる彼女を見て、ふと察知する。
「……もしかしてA子、処女?」
彼女は真っ赤な顔で唇を結び、小さく顎を引いた。
「実は……キスも初めて。彼氏なんて、いたことないから」
わずかに唇を震わせて、A子はおずおずと天喜を見上げた。
天喜は静かに顔をしかめた。ハァ、と重いため息を吐き出し、「ごめん」と口にする。
「ヤろうと思ったけど。やっぱやめとく」
低い声で言い、サッと身を引いた。A子が「えっ」と声を上擦らせた。「なんで?」といくらか泣きそうな声を出した。
「なんでって……初めては痛いだろうから」
「それでもいいよっ、私は……アキくんにもらってほしい」
天喜はA子をちらっと見て、眉を下げた。
「俺さ……嫌なんだよね」
「え……?」



