AI生成でママにされた私は、シングルの年下クズ男子に再構築されています。

「水道とか光熱費はどうしたらいい?」と宝瑠が尋ねると、天喜は少し考え、淡々とした口調で言った。

「正直、宝がいても電気代とかそんな変わんないと思うけど」

 だから出す必要はない。天喜は暗にそう告げていた。

「そういうわけにいかないわよ。こういうのはきちんとしておかないと」

 宝瑠は顔を曇らせ、マグカップを持ち上げる。天喜の反応を待った。「でもさ」と天喜が息をつく。

「宝……今の部屋の家賃とか光熱費、払ってるだろ?」
「ええ、それはまぁ……」

 解約してないから、当然お金はかかっている。

「じゃあ。今後その部屋を解約して。本格的にうちで住むことになったら、光熱費は折半ってことにしよう」

 宝瑠は返す言葉に詰まり、思わずまばたきを繰り返した。

「決まりな」
「えっ、ちょっとそんな、勝手に決めないでよ」

 宝瑠は慌て、手にしたカップを口も付けずにテーブルに置いた。

 だいいち、本格的に住むってなに? 自然とそう思ってしまう。

 ちらっと目を向けた天喜と目が合った。彼が口元を緩め、笑って言う。

「それでもどうしても納得いかないって言うなら、たまにでいいよ、コンビニにあるたっかーいアイス、買ってきて?」
「あ、アイス?」
「三人でそれ食べてさ、家族団欒。いいと思うんだよねー、俺」
「……はぁ」

 なにその意見。なんか……可愛いんですけど。