AI生成でママにされた私は、シングルの年下クズ男子に再構築されています。

「なんていうか……、四ノ宮っぽいよな。そういう、自分の手柄にしないとこ。黙って動いて、俺に花持たせようとしてくれたんだよな。あとで俺も……色々と考えて。言い過ぎたなって思って。……俺の方こそ、小さいこと言ってごめん」

 そこで小野寺も俯くように頭を下げた。彼のその姿を見て、胸がちくりと痛んだ。

「お、小野寺くんは悪くないよ。実際、私が。言えずに黙ってたのが悪かったから」

 小野寺がそっと顔を上げる。目が合って、ふたりとも少しだけ照れくさそうに笑った。

「四ノ宮はさ。Aki——久々津さんと付き合ってんの?」

 宝瑠は、やや間を置いてから、無言で首を横に振った。「え?」と小野寺が呟き、かすかに息を呑む。

「じゃあなんで一緒に暮らしてんの?」
「それなんだけど——」

 ちょうどそのタイミングで、注文していた二人分のパスタと鮮やかなサラダが運ばれてきた。

 小野寺の前にはナポリタンが、宝瑠の前には冷製レモンパスタの皿が置かれた。「ごゆっくりどうぞ」とひとこと添えて、店員が伝票を置いて去って行く。

 宝瑠たちはそれぞれのカトラリーを手にした。

「ここから先は誰にも言わないって約束してほしいの」

 そう言いながら、宝瑠は「いただきます」と手を合わせ、小皿のサラダから手をつけた。小野寺はフォークとスプーンを手に、麺をくるくると巻き始める。