午前十時を過ぎたころ、デスクの上でスマホが震えた。仕事の連絡かもしれないと思い、画面に目を据える。ラインが一通届いていた。
【今日、晩飯なに食べたい?】
……久々津だった。こんな忙しい日に限って、どうしてこういうタイミングで連絡してくるのだろう。
宝瑠は嘆息し、なにと聞かれても、と思いながら返事を打つことにした。
【なんでもいい。というか、ひまちゃんとふたりで済ましてて。私は適当に食べるから】
まだ食費については彼と話し合えていないので、当然のようにご飯をいただくのは気が引けた。返信してすぐ、スマホが震える。
【食べてくるって意味? はっきりしろよ】
……はぁ?
なに、この偉そうなの。腹立つんだけど。
宝瑠は親指をスワイプし、たたっと文字を打ち込んだ。
【外で適当に食べる。夕食はふたりで済ませておいて】
トーク画面を閉じる間もなく、即レスがつく。宝瑠の頬が自然とひくついた。
【なにそれ、話ちがくない? ひまと一緒に食えよ】
ああ、もう……っ。嘘でしょ?
これもう怒ってる。
ていうか……こっちが相手に気を遣ってるだけなのに。全然伝わらないっ、ほんっと合わない……っ! 超ストレス!
宝瑠はハァ、とため息をつき、項垂れた。
「四ノ宮チーフ? 大丈夫ですか?」
「……え」
【今日、晩飯なに食べたい?】
……久々津だった。こんな忙しい日に限って、どうしてこういうタイミングで連絡してくるのだろう。
宝瑠は嘆息し、なにと聞かれても、と思いながら返事を打つことにした。
【なんでもいい。というか、ひまちゃんとふたりで済ましてて。私は適当に食べるから】
まだ食費については彼と話し合えていないので、当然のようにご飯をいただくのは気が引けた。返信してすぐ、スマホが震える。
【食べてくるって意味? はっきりしろよ】
……はぁ?
なに、この偉そうなの。腹立つんだけど。
宝瑠は親指をスワイプし、たたっと文字を打ち込んだ。
【外で適当に食べる。夕食はふたりで済ませておいて】
トーク画面を閉じる間もなく、即レスがつく。宝瑠の頬が自然とひくついた。
【なにそれ、話ちがくない? ひまと一緒に食えよ】
ああ、もう……っ。嘘でしょ?
これもう怒ってる。
ていうか……こっちが相手に気を遣ってるだけなのに。全然伝わらないっ、ほんっと合わない……っ! 超ストレス!
宝瑠はハァ、とため息をつき、項垂れた。
「四ノ宮チーフ? 大丈夫ですか?」
「……え」



