AI生成でママにされた私は、シングルの年下クズ男子に再構築されています。

「……あんた。仕事できる女だろ?」
「そうね。キャリアを認められて、今のポジションにも就けてるから。ヒトよりはできる方だと思う」

 にやりと久々津が陰湿な笑みをにじませた。「なるほどね」と続け、そこで車が減速する。信号が赤に変わり、静かに停車した。

「面白いじゃん?」

 そう言って、彼はにやにやとした目つきで宝瑠を見つめた。

「“ママ契約”ってわけね。こっちはどこまで踏み込んでいいの?」
「……どこまでって。どういう意味?」
「だって、体裁上は俺の“妻”になるわけだろ?」

 一瞬で意味を理解し、宝瑠はあからさまに顔をしかめた。

「馬鹿言わないで」と彼の肩を軽くはたいて突っぱねた。

「私がママでいるのは、あくまでもひまちゃんに対してよ。あなたの妻になる気なんてこれっぽっちもないから」
「それはこっちのセリフ。……つーか、相変わらず冗談が通じないねー、あんたも」
「うるさい。ていうか、冗談って意味、わかってて使ってる? 全然面白くないから。むしろ聞いてて不快、耳がくさる」

 宝瑠の、嫌悪感むき出しの反応を見て、久々津がふっと吹き出した。

「あははっ、いいねぇそれ、もっと言ってやりたくなる」
「やめてよ、頭おかしいんじゃない?」
「俺……。ますますあんたとヤッてみたくなったわ」
「ちょっ」