引きこもりですが、守ることだけは最強です!

「……ここならおそらく大丈夫だ」

「っ、はぁ……」


少し走った先で、足を止める。

つ、疲れた……

はぁはぁと、息を整える。

そんな私を、さっくんは心配そうにみる。


「……平気か?」

「う、うん……」


正直大丈夫じゃないけど、心配はかけられない。

頷いた私を、さっくんはまだ心配そうにみる。


「おっ、三人も帰ってきたぞ!」


赤羽くんがそう言って、ある方向に手を振る。

その方向には黄瀬くんと桃園くん、緑野くんがいた。

ちょっとだけ、怪我もしているようだ。

私も手を振る。


「よかった、逃げられたんだね」

「よかった〜!」