引きこもりですが、守ることだけは最強です!

ドコンッと地面が揺れて、慌てて起き上がる。

小さな窓から外を見てみると、もう月が登っていた。

もう夜なのかと考えていると、またドコンッと地面が揺れる。

な、何が起きてるの……?

地震……ではなさそう。

グラグラと揺れている訳じゃなくて、何かに叩かれてるような……

でも一応心配なので、鞄を持って机の下に隠れる。


「っ……」


壁がガラガラと崩れてきて、声をあげそうになる口を必死に抑える。

破片がこっちの方に飛んできて、ぎゅっと目を瞑る。

結界があるけど、怖いものは怖いっ……


「藍音! 平気か……?」

「さ、さっくん……?」


さっくんの声がして、そっと目を開ける。

壊れた壁の向こうにはさっくんと赤羽くん、緑野くんがいた。

赤羽くんは拳を突き出していて、壁は赤羽くんが壊したことがわかる。


「おーい! 平気か!?」

「あっ、はい……平気です」