引きこもりですが、守ることだけは最強です!

その飛んできた何かは私とさっくんの手に当たって、戻っていく。

私は結界に守られたけど、さっくんは手を痛めている。

それに今の攻撃で、さっくんと離れてしまった。

慌ててさっくんに駆け寄ろうとするけど、くらりとバランスを崩してしまう。

地面に衝突しそうになって、手をつこうと腕を伸ばす。

でも、その手が地面につくことはなかった。


「え……?」

「っ、藍音!」


さっくんが珍しく叫ぶけど、それを気にしてる暇はなかった。

私の目の前の地面が急に真っ暗になったからだ。

私はそこに向かって倒れていく。

伸ばしていた腕が、真っ暗な地面にとぷん、と沈むように消えていく。

私の意識も、すぐにぷつりと途絶えた。




◇◆◇