引きこもりですが、守ることだけは最強です!

次の日、私たちはまた公園に来ていた。

昨日、あの綺麗な女の人のことを話すと、みんなは心配そうに「もう行かなくていいんじゃない?」と言ってくれた。

でも、怖がってまた家から出なくなるのはもう嫌だと私は思う。

せっかく家から出れるようになってきたのに、誘拐を怖がってまた出なくなるなんて……

それに、誘拐犯を倒せたらトラウマも消える気がする。

これは、私がやらないといけないんだ……って頑張ってみんなに説明したら、心配そうにしながらも納得してくれた。

頑張って、克服しないと……!

そう気合を入れていると、公園の中から子どもたちが声をかけてきた。


「またきたのか! あそぼうぜ!」

「こんどはヒーローごっこだ!」

「あー……ごめんね、今日は遊べないんだ」


黄瀬くんがそう言うと、子どもたちは残念そうに「えー」と言う。

でも、しっかり調査しないといけないから、遊んでる時間はない。

そう考えて、公園を見渡す。

……あれ、今日はあの綺麗な女の人がいないな?

今日は来てないのか……よかった。

あの綺麗な女の人がいると緊張するので、いなくてよかったとホッとする。


「今日はあのお姉さんいないんだね〜?」

「おう! きょうはようじがあるみたいだぞ!」