引きこもりですが、守ることだけは最強です!

「何か御用だったかしら?」

「そうなの〜! この公園でなにもないのに怪我してる人がいるでしょ〜? その話を聞きたくって!」

「あら……そうだったの」


桃園くんが聞くと、綺麗な女の人は手元のカバンに絆創膏のゴミを入れながら、頷く。

そのまま横にカバンを置くと、話し始めた。


「毎日何人かは怪我をしてるのよ。小さい怪我だから、誰も気にしないで遊んでいるけど……」

「ふむふむ〜」

「私は怪我の手当てが得意だから、ここにいて怪我の手当てをしているの」

「なるほど〜!」


桃園くんは頷きながらメモをとり、顔を上げて「ありがとうございました〜!」とお礼を言った。

私も頭を下げてお礼を言い、桃園くんとさっくんと一緒に黄瀬くんたちのところに戻る。

黄瀬くんたちはまだ子どもたちと遊んでいて、私たちが戻ってきたのを見ると「一緒に遊ぼう」と誘ってきた。


「いいの〜? 楽しそうだから、気になってたんだよね〜!」

「わ、私は遠慮しておきます……」

「……俺も」