引きこもりですが、守ることだけは最強です!

目をキラキラさせながら誘ってきた子どもたちに、黄瀬くんが申し訳なさそうに言う。

子どもたちは「えー」と残念そうにしながら、また黄瀬くんに話しかける。


「じゃ、なにしにきたんだ?」

「ここはなにもしてないのに怪我をする人がいるだろう? その調査だよ」

「おー! すごいんだな!」


子どもたちはまた目を輝かせて、「かっこいい」と何回も言っている。

黄瀬くんたちはちょっと照れた様子だ。

そんな黄瀬くんに、リーダーっぽい雰囲気の男の子が話しかける。


「ちょうさってなにするんだ? てつだうから、いっしょにあそぼうぜ!」

「うーん、そうだなぁ……」

「いいだろ?」

「……うん、じゃあ手伝ってもらうね」


黄瀬くんがそう言うと、子どもたちは「やったー!」と飛び跳ねながら喜ぶ。

……かわいいなぁ。

黄瀬くんもそう思っているのか、微笑ましそうに子どもたちを見ている。

そんな黄瀬くんを放って、桃園くんが子どもたちに聞く。


「ねぇ〜? 最近怪我した子って知らな〜い?」

「さいきんけがしたこか? それならさっきけがしたこがあそこにいるぞ!」