引きこもりですが、守ることだけは最強です!

訓練室で訓練する日はすぐに過ぎ去って、今日は外で能力を使う日だ。

訓練室でできることはやったし、準備万端……だと思う。

でも、ちょっと心配なので、部屋の中で最終確認をする。

文字を書いた紙に、予備の紙とペン。

ハンカチとティッシュと絆創膏。

あとはスマホと水筒、一応お菓子。

これたちを入れる鞄……うん、大丈夫。

出した荷物をカバンにしまうと、ちょうど扉がたたかれた。

急いで扉に行き、扉を開ける。


「おはよう、さっくん」

「……おはよ」


挨拶をして、部屋を出る。

さっくんだと気づいてから、さっくんは一気に距離を詰めてきた。

他の人たちはそれを不思議そうにしてたけど、昔の友達だったと言ったらすぐに納得してた。

そのあと『事件に巻き込まれたって聞いたけど大丈夫だった?』って全員が心配してくれて、やっぱり優しいなぁと温かい気持ちになったの。

もちろん大丈夫だったから、笑顔で『大丈夫です』って言った。


「……今日、外に出るが、本当に平気か?」

「大丈夫だって。結界もあるんだから」