引きこもりですが、守ることだけは最強です!

緑野くんは頷いて、ほっと息を吐いた。

……私と似てる気がするし、話すのに緊張したのかな?

勝手に親近感が湧く。

そんな私を気にせず、今度は黄瀬くんが言った。


「僕も物を念力で動かしてたよ」

「重そうなものも動かしてて、すごかったよね〜!」

「ああ、そうだな!」


黄瀬くんは褒められて、嬉しそうに「ありがとう」と言った。

見てなかったけど、そんなことをしてたんだ……

重そうなもの……やっぱり自分からここに来た人たちは自分から辛い訓練を進んでやるんだなぁ。

私にはできない……でもちょっとは頑張ってみよう。

そんなふうに、気合を入れる。

すると、今度は黙っていた青雲くんが口を開いた。


「……動物の心を読んでた」

「ずっと見つめあってて、なんか面白かった〜!」

「動物の方は怯えてたな!」


ど、動物がいたんだ……気づかなかった。

でも、確かに心を読む能力を強くするには使わないといけないからしょうがない……のかな?

でも、クールそうな青雲くんが動物と見つめあってたの……確かにちょっと面白いかも。

想像してみて、ちょっと緊張が緩んだ。

……最後は私が何をしたか言わないといけないね。

ちょっと緊張しながら、口を開く。