「はぁ……」
思わずため息をついてしまう。
結界に頼ってばかりじゃダメなことは分かってるけど……やっぱり不安だ。
そもそも、私が引きこもりになったトラウマを克服しないといけない。
今でも思い出そうとすると、手が震えてくる。
私が小さい頃、家族みんなで買い物に言った時。
家族と逸れてしまって、困っていた私に話しかけた人がいた。
『大丈夫かい? お母さんのとこまで連れて行ってあげようか?』
その人は優しそうに声をかけてくれて、ちょっと泣きそうになっていた私はその人について行っちゃったんだ。
その人の目はちょっと変な感情を宿してる気がしたけど、まだ小さかった私は気にしなかった。
どんどん移動していくその人について行くと、そこは人通りの少ない暗い場所で。
流石におかしいと思った私は、その人に聞いたんだ。
『おかあさんはこのちかくにいるの?』
その人はにっこりと笑顔で頷いたけど、私はやっぱりおかしいって思った。
だってその人の笑顔はどこか不気味で、それにお母さんは暗い場所がちょっと苦手だったから。
私が立ち止まると、その人はしゃがんで私に視線を合わせて、聞いてきた。
『どうしたの?』
『そっちにおかあさんはいないとおもうの』
『……そっか』
思わずため息をついてしまう。
結界に頼ってばかりじゃダメなことは分かってるけど……やっぱり不安だ。
そもそも、私が引きこもりになったトラウマを克服しないといけない。
今でも思い出そうとすると、手が震えてくる。
私が小さい頃、家族みんなで買い物に言った時。
家族と逸れてしまって、困っていた私に話しかけた人がいた。
『大丈夫かい? お母さんのとこまで連れて行ってあげようか?』
その人は優しそうに声をかけてくれて、ちょっと泣きそうになっていた私はその人について行っちゃったんだ。
その人の目はちょっと変な感情を宿してる気がしたけど、まだ小さかった私は気にしなかった。
どんどん移動していくその人について行くと、そこは人通りの少ない暗い場所で。
流石におかしいと思った私は、その人に聞いたんだ。
『おかあさんはこのちかくにいるの?』
その人はにっこりと笑顔で頷いたけど、私はやっぱりおかしいって思った。
だってその人の笑顔はどこか不気味で、それにお母さんは暗い場所がちょっと苦手だったから。
私が立ち止まると、その人はしゃがんで私に視線を合わせて、聞いてきた。
『どうしたの?』
『そっちにおかあさんはいないとおもうの』
『……そっか』


