引きこもりですが、守ることだけは最強です!

紙の周りに結界を張るイメージで、唱える。

すると、紙が青白く光り、その光が周りに広がりながら溶けるように消えていく。

……ちょっと違う感じだったよね、今の光り方。

なんか、周りに広がっていくような……

もしかして……と期待しながら、最初に張った結界の外に出る。

結界が張れてるなら、ここでも物を浮かせられるはず。


「積み木、浮いて」


持ってきた積み木に、命令する。

積み木はすぐに浮かび上がり、私の目の前でぷかぷかと浮き始めた。

……成功だっ。

これでちょっとは外に出る勇気が出てきた……かも?

で、でもまだちょっと……

……いや、今は訓練に集中しないと。

私は軽く頭を振って、切り替える。

まずは結界がどれくらいの大きさなのかを確かめないと。

そう考えて、積み木を動かそうとするが、ふと思いつく。

……結界を薄く光らせることってできないのかな?

大きさを測るのに毎回積み木を使ってたら面倒だし……

早速試してみる。


「結界、薄く光って」