引きこもりですが、守ることだけは最強です!

「積み木、戻ってきて」


とりあえず、あそこまでなら浮かせられることがわかったので、積み木に命令する。

積み木はすぐに戻ってきて、私の周りでぷかぷかと浮かぶ。

……今度こそやることがなくなっちゃったなぁ。

う〜ん……何しよう。

……そういえば、結界は動かせないのかな?

ずっと家にいたし、家には結界を張ってたから試しいたことなかった。

動かせたら……まぁ、外に出る勇気もでる……かな?

せっかく新しい生活だから、買い物くらいは自分で行けるようにしたい。

……ここには買ってきてくれる家族もいないしなぁ。

少し期待しながら、紙に文字を書く。

でも、書いたはいいものの、どうやって動く結界を作ればいいのかわからない。

書いた紙を持ちながら、ちょっと考える。

刻まれた文字を動かせば多分結界も動くだろうけど……地面を動かすのはなぁ。

あ、物に刻んで、それを動かすとかはどうかな?

でも、それだと少し体がはみ出るかも……

真剣に考えてみるも、なかなか考えは出てこない。

そのままう〜ん、と首を捻る。

……狭くてもいいから、全身が入るような結界を張れればいいんだけど。

紙で囲むんじゃなくて、紙の周りに結界を張るのって……できないかな?

そう考えて、手に持っている紙を見る。


「……結界、展開」