引きこもりですが、守ることだけは最強です!

「わ、私は自分の能力を把握しきってないから、いろいろ試してみます」

「うん、わかったよ。それぞれどう訓練したのか記録しておいてね」

「は〜い!」

「おう!」

「は、はい……」

「……ん」


黄瀬くんの言葉に、全員が返事をする。

私も少し遅れて「はい」と返事をした。

そんな全員を見て、黄瀬くんが言う。


「それじゃあ、訓練を始めようか。この家には訓練室があるみたいだから、ついてきて」

「訓練室があるのか!?」

「すご〜い!」


この家、訓練室まであるんだ。

広いと思ってたけど、そこまで広かったんだ……

驚きながら、全員で黄瀬くんについていく。

黄瀬くんは部屋を出て、廊下にある扉の一つをかけて中に入る。

中には階段があって、訓練室が地下にあることがわかった。

黄瀬くんは驚きもしないで、階段を下りていく。

私が驚いて止まっているうちに、他の全員も黄瀬くんについて階段を下りていった。

私も慌てて階段を下りていく。

……なんだか薄暗くて不気味だな。

少し怖がりながら、黄瀬くんを見失わないように急ぐ。